厚生労働省は、がん患者のゲノム(全遺伝情報)を治療に生かす「がんゲノム医療」の検査(遺伝子パネル検査)ができる病院を増やす方針を固めた。現在は全国11施設のみだが、新たに「拠点病院」を指定し、将来的には全都道府県で50施設弱とする見通し。厚労省はこの検査に来年4月から公的保険を適用できるよう手続きを進めており、ゲノム医療の体制拡充が必要と判断した。年内にも指定要件を公表し、公募を始める。
パネル検査は網羅的にがんの原因となる異常(変異)を調べ、効率的な診断や効果的な治療が可能になる。
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