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全国高校駅伝

県予選 男子・八千代松陰、譲らずV 女子・成田、完全優勝で雪辱 /千葉

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 男子第69回、女子第30回全国高校駅伝競走大会県予選(県高体連など主催、毎日新聞社など後援)が27日、旭市の県総合スポーツセンター東総運動場の折り返しコース(男子7区間42.195キロ、女子5区間21.0975キロ)であった。男子は1区からトップを譲らなかった八千代松陰が2時間7分49秒でゴールし、3年ぶり10回目の優勝。女子も1区で先頭に躍り出た成田がそのまま1時間10分18秒で2年ぶり8回目の頂点に輝いた。両校は12月23日に京都・都大路で開催される全国大会に出場する。【加藤昌平、近藤卓資】

男子・八千代松陰、譲らずV 市船橋を振り切る

 1区で先頭に躍り出た八千代松陰が、追い上げる市船橋を振り切り、3年ぶりの都大路の切符を勝ち取った。

 勝負は1区が鍵になった。「主導権を握るため、リードをなるべく広げたかった」と話す大塚正人監督の期待に、エースの佐藤一世選手(2年)が区間賞を獲得する会心の走りで応えた。2位の市船橋と20秒差でたすきをつないだ。

 2区の早川晃平選手(3年)は出だしで遅れて9秒差に詰め寄られたが、トップを維持した。

 3区の石井一希選手(2年)は昨年、同じ3区でトップでたすきを受け取り、市船橋に逆転された苦い思い出がある。「今度こそはやってやる」と気合を入れ、2位を24秒差に引き離して区間賞で雪辱を果たした。

 2位の市船橋が粘り強く追い上げたが、4区ではインターハイ経験者の富田峻平選手(3年)が区間賞の走りを見せた。5区は主将の永山龍吉選手(3年)、6区はインターハイ3000メートル5位の中園慎太朗選手(3年)が少しずつ差を縮められながらも力走してトップを維持した。

 最後はトラック勝負に。アンカーの水村竜己選手(3年)はスパートで突き放し、2位と7秒差で、右手を挙げながらゴールテープを切った。【加藤昌平】

磨いたスピード、成果実感 八千代松陰3年・水村竜己選手

 アンカーに指名されたのは大会の数日前だった。「みんながつないだたすきを胸に走ると、気持ちがこもる」。そう気合を入れて大会に臨んだ。

 ラスト1キロで追い付かれ、何度か順位が入れ替わった。何とかトップを奪い返すも、2位との差はわずか。ゴールの運動場が近づくと、並走してきたコーチが声をかけた。「トラックまで持ち込めば勝てる」。その一言が後押しになった。運動場に入り、残り100メートル。ラストスパートをかけて、みるみると突き放した。

 「この1年、ダッシュ練習の本数を増やし、スピードを上げるよう努めた。それがラストスパートにつながったかも」。大会後、満足そうに笑顔を見せた。【加藤昌平】

女子・成田、完全優勝で雪辱 リード広げて圧倒

 5区全てで区間賞の成田が圧倒的な強さで昨年2位の雪辱を果たした。

 エースが集まる1区で昨年も区間賞だった風間歩佳選手(2年)がスタートから先頭に立ち、2位に41秒差をつくり、チームを勢いづけた。

 2区に抜てきされた小坂井智絵選手(1年)は「初めを怖がらずに突っ込めた」と、積極的な走りで13分16秒の好記録を出して、リードを1分半以上に広げた。松澤誠監督が「期待を込めて送り出した」という3区の藤村華純選手(3年)は後半にペースを上げ、優勝を引き寄せた。

 4区の保科琴音選手(3年)は不調で控えに回ることが多かったが、「やっとつかめた大舞台」で前半から飛ばした。アンカーの笹野真愛主将(3年)は2年前の都大路経験者。前4人の流れを止めることなく、右手を高々と掲げて笑顔でゴールテープを切った。

 市船橋はアンカーの小林陽花選手(2年)が区間2位の快走で2位に入った。

 昨年優勝の日体大柏は1区の中村紗夏選手、2区の大塚来夢選手の1年生コンビがそれぞれ区間2位で成田の背中を追ったが、後半に失速。アンカーで市船橋に逆転され、3位に沈んだ。【近藤卓資】

区間賞も反省 全国へ意気込み 成田高2年・風間歩佳(あゆか)選手

 1区で昨年に続き区間賞を獲得したが、笑顔はなかった。目標の19分30秒から30秒近く遅れたからだ。「前半の登りでスピードを出してしまって、後半苦しくなってしまった」と反省した。

 昨年の悔しさをバネに練習を重ねてきた。安定感のある走りに定評があり、トラックの3000メートルでは9分9秒の自己記録で全国上位に位置する。目標としている選手はロサンゼルス五輪マラソン代表の増田明美さんと名城大(名古屋市)で活躍する加世田梨花選手で、共に成田高OGだ。

 「見えないところで、努力しているし、気持ちも強い」と、チームメートの信頼も厚い。「都大路では粘りの走りで区間3位以内を目指したい」と意気込んだ。【近藤卓資】

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