安田純平さん

ネットで批判次々 「自己責任」独り歩き懸念 経済用語、使い方すり替え

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 シリアで武装勢力から解放されたジャーナリストの安田純平さん(44)に対して、インターネット上などで「自己責任論」による批判が起きている。2004年、イラクで武装勢力の人質となった人たちが帰国後「自分の責任で危険地帯に行ったのに、迷惑をかけた」と非難されたのとつながる。識者は「自己責任」という言葉の独り歩きを懸念する。

 14年前の事件では、ボランティア活動家の高遠菜穂子さんら3人が「退避勧告」の出ていたイラクに入国して拘束された。この時、当時の小泉純一郎首相が「自覚をもってほしい」と発言。一部の新聞や週刊誌に「救出費用を請求すべきだ」といった主張が掲載され、その年の「流行語大賞」のトップテンに「自己責任」が選ばれた。

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