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松尾貴史のちょっと違和感

「医療費あほらしい」発言・麻生氏に 税金で議員報酬「あほらしい」

松尾貴史さん作

 さて、麻生太郎財務大臣がまたもや妄言を吐いたようだ。

 「俺は78歳で病院の世話になったことなどほとんどない」と自慢した流れで、「『自分で飲み倒して運動も全然しない人の医療費を、健康に努力している俺が払うのはあほらしい、やってられん』と言った先輩がいた。いいことを言うなと思って聞いていた」と話した。随分程度の低い先輩がいるものだと悪い意味で感心するが、数年前にも「さっさと死ねるようにしてもらうとか考えないといけない」「政府の金で高額医療をやってもらうと思うと寝覚めが悪い」などと言って、後に撤回している。だいたい、自分がそうだったから、という例え話をする人には1ミリの説得力も無い。こういう例の出しかたは、前近代的な精神論と前例主義の産物だろう。

 2008年にも「たらたら飲んで食べて何もしない患者の医療費を何で私が払う」と言って、やはり後で陳謝していたが、今は彼を追及すべきマスコミがひるみっぱなし(私にはそう見える)なので、今回は撤回も謝罪もしないのではないかと悲観している。今回は「先輩が言っていた」ことになっているが、果たしてどうなのか怪しい。伝聞形式にすれば、自分は間接的に評価したに過ぎないという言い訳ができるからそうしたのではないか…

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