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余録

日本には食にまつわるユニークな記念日が多い…

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 日本には食にまつわるユニークな記念日が多い。語呂合わせもあろうが、10月は実りの秋とあって「日本酒の日」(1日)、「豆腐の日」(2日)、「そばの日」(8日)、「トマトの日」(10日)などと続いた▲国連は今月16日を「世界食料デー」とし、10月をその月間としてきた。世界の食料問題を考え、2030年までに飢餓のない世界(ゼロハンガー)を達成しようというメッセージをこめている▲最新の報告書によると、世界人口76億人のうち栄養不足に苦しむ人は8億2100万人と3年連続で増え、9人に1人が飢えている計算になる。アフリカ、アジアがひどく、原因は気候変動と自然災害、紛争、経済停滞による影響が大きい▲一方で先進国を主に捨てられる余り物の食料は多い。世界で年間生産される食料40億トンの3分の1に当たる13億トン、日本では推計646万トンが廃棄されるというのだから、もったいない話だ。廃棄食品の処理は温室効果ガスを生み、悪循環をもたらしてしまう▲こうした食品ロスを減らそうという取り組みの一つが「サルベージ・パーティー」だ。普段は捨ててしまう野菜の皮や賞味期限の近い食材などを皆で持ち寄り、シェフらがおいしい料理に変身させる。まずは身近でできることから始めるという姿勢が好ましい▲語呂でいえば、きょう29日は月例の「肉の日」。食材を大事にすることは食料問題を考える第一歩にもなるだろう。もちろん飢餓に苦しむ現地への支援を忘れてはならない。

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