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今は叔父の家に2人で同居している、アシュラウィさんと妻

 イラク北部、クルド自治区ドホーク県。ヤジディー教徒たちが避難生活を送る無数の白いテントが、砂埃(すなぼこり)の舞う褐色の大地をどこまでも覆っていた。8月に過激派組織「イスラム国」(IS)の手から逃れてきたアシュラウィ・カシム・アブドラさん(18)は叔父の家に身を寄せていた。

 2014年8月、故郷シンジャルをISが急襲。家族と引き裂かれたアシュラウィさんを待ち受けていたのは、徹底したコーラン教育と軍事訓練。兵士として隣国シリアに送り込まれ、最初は見張り番、その後すぐに戦闘へ駆り出された。「眠ることさえま…

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