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いぶき2号 温室効果ガス削減貢献に期待
毎日新聞
2018/10/29 16:17(最終更新 10/29 16:19)
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温室効果ガスの濃度は地上や航空機でも測定されているが、場所によって観測機器が異なる上、観測点が限られ、途上国などではほとんどデータがない場所もある。人工衛星による観測には、世界全体をくまなく、同一のものさしで継続して測定できるという強みがあり、29日に打ち上げられた「いぶき2号」には、温室効果ガス排出量の実態把握や削減対策の検証での世界貢献が期待される。
初代いぶきによる観測で、地球大気全体の二酸化炭素(CO2)の平均濃度を算出することができるようになった。また、CO2やメタンの濃度分布を調べ、人口密集地域などで濃度が高いことを確認した。
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