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大映京都撮影所に組まれたセットで撮影された溝口健二監督「雨月物語」=1953年

 1984年初め、馬場正男は神奈川県の松竹大船撮影所で、「化粧」の舞台となった京都の料亭のセットを建てた。この映画、監督の池広一夫も美術の西岡善信も大映京都OB。セットに“本物”を望んだのだ。

 江戸間と京間では、寸法が違う。江戸で6尺の1間は、京では6尺3寸。これが基準となって全てが決まる。

 「東京の寸法では合わへん。関東の6畳と京都の4畳半が同じくらい。畳が違えば他も全部違う。京都から畳もふすまも運んだ」と馬場。東京の撮影所には京間の寸法で作られた建具がない。知らぬふりで江戸間でごまかすことだってできたが、そこがこだわり。大映京都撮影所の資材を持ち込むことになり、監督役と…

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