東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された旧経営陣3人の公判は30日午前、東京地裁(永渕健一裁判長)で、勝俣恒久元会長(78)の被告人質問が始まった。勝俣氏は冒頭、事故について「東電の社長、会長を務めた者としておわび申し上げます」と謝罪した。勝俣氏への質問は午後も行われる。【蒔田備憲、柳楽未来、伊藤直孝】
この日の公判は午前10時ごろに開廷。先に、今月19日の前回公判に続いて武黒一郎元副社長(72)の被告人質問が行われた。被害者側弁護士から「福島第1原発に最大15・7メートルの津波が襲来するとの試算結果を聞き、実際にどうなるかを想像しなかったか」と問われ、「想像するには至らなかった」と述べた。
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