日印首脳会談

IT協業加速で合意 製造力と人材、補完に期待

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晩さん会でインドのモディ首相(左)と乾杯する安倍晋三首相=首相公邸で2018年10月29日午後8時12分、梅村直承撮影
晩さん会でインドのモディ首相(左)と乾杯する安倍晋三首相=首相公邸で2018年10月29日午後8時12分、梅村直承撮影

 日印両政府は29日の首脳会談で経済協力の強化に合意した。インフラ整備など従来の手法に加え、モノのインターネット(IoT)時代の到来をにらみIT分野での協業加速も盛り込んだ。インドのIT人材と日本の製造業がいかに結びつくかがカギとなりそうだ。

 「ビジネスでは日印は相互補完的な関係にある。スタートアップやIT人材交流を通じ世界的なイノベーションが起こることを期待する」。安倍晋三首相は29日、首脳会談後の共同記者発表でこう述べた。

 日印はアフリカなど第三国への共同投資を拡大するほか、日本の新幹線システムを用いたムンバイ-アーメダバード間の高速鉄道や水力発電所などのインフラ整備7件に総額3164億5800万円の円借款を供与する。特許の審査手続きを早める「特許審査ハイウェイ」も2019年度から試験導入する。金融危機などの緊急時に外貨を融通し合って市場を安定させる通貨交換(スワップ)協定を約3年ぶりに再開し、融通上限は過去最大の…

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