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東京オリ・パラ選手村に 市民団体がキャンペーン展開
2020年東京五輪・パラリンピックに向け、大会期間中に提供される畜産物などの調達基準を、家畜の飼育環境を重視する「アニマルウェルフェア」(動物の福祉、AW)に基づいて生産された食材に徹底するよう、市民団体などがキャンペーンを展開している。海外のアスリートからは「選手村での食事に懸念がある」との声が上がっており、米国の五輪メダリストらが9月、小池百合子・東京都知事と東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会あてに要望書を送付した。
食材の調達基準について改善を求めるのは、米国のドッチィ・バウシュさん(自転車競技、ロンドン五輪・銀メダリスト)、レベッカ・ソニさん(水泳、北京、ロンドン五輪・金メダリスト)ら9人。要望書では「選手の食べるものが競技の結果に直結する。ストレスを与える方法で飼育されたグレードの低い栄養のものでは、それなりの結果しか出せない」と強調し、ケージフリー(平飼い、放し飼い)の鶏が産んだ卵や、妊娠中にストール…
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