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『法廷で裁かれる南洋戦・フィリピン戦』 「被害編」実態生々しく

 第二次世界大戦は73年前に終わった。しかし、後遺症に苦しんでいる人はたくさんいる。補償を求めて立法運動をする人、法廷闘争をする人も。たとえば今、福岡高裁那覇支部で、戦争被害者が国に賠償を求めた訴訟が続いている。今夏刊行された『法廷で裁かれる南洋戦・フィリピン戦[被害編]』(高文研)は、原告らの苦しみを伝えている。

 沖縄県人は明治時代から南方に移民として渡った。日本の植民地政策で重要な役割を果たしていた。しかし開…

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