西洋式灯台

幻の灯台、歴史に光を 大大阪支えた「木津川」 海保、写真募る

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(上)野村芳国の版画「京阪名所図絵」の一部 (下)円内に木津川灯台が見える=千島土地提供
(上)野村芳国の版画「京阪名所図絵」の一部 (下)円内に木津川灯台が見える=千島土地提供

 西洋式灯台が国内に導入されてから11月1日で150年。これを機に、海上保安庁大阪海上保安監部がかつての木津川灯台(大阪市住之江区)の写真を探している。明治初期に商都大阪の海運業を支えた大阪の灯台は3基あったが、木津川灯台の写真だけが見つかっておらず、「幻の灯台」と呼ばれている。灯台の歴史を伝えていく上で写真が必要だと、情報提供を呼びかけている。【竹田迅岐】

 同保安監部によると、木津川灯台は1878(明治11)年5月、現在の新木津川大橋のたもとに建設された。当時の統計資料などによると、高さ約9メートルのレンガ造りで断面は円形。白く塗られ赤い光をともしていたとされるが、図面など詳細な資料は残っていない。大阪府内では72年の天保山灯台、77年の堺灯台に続く3番目の灯台だった。

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