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プラスチック危機

安価で丈夫なプラスチックは多くの製品に用いられ、20世紀半ば以降の暮らしを大きく変えた。一方で、2050年までに海に流入するプラスチックごみの総重量が、世界の海に生息する魚の総重量を超えるとの予測もあり、分解されずたまり続ける大量の廃プラスチックの問題が世界で懸念されている。「便利さ」追求の陰で広がる「危機」を現場から考える。

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プラスチック危機

環境省「全省庁でプラ食器禁止」 食堂の使い捨て対象へ

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 環境省は、国の省庁の庁舎内で営業する食堂でストローなどの使い捨てプラスチック製食器類を使用禁止とするよう、すべての省庁に求める方針を固めた。世界的に問題となっているプラスチックごみによる海洋汚染対策の一環で、庁舎内のコンビニエンスストアなどにもレジ袋などの削減を求める。

 30日開催の有識者検討会で、環境負荷の少ない物品調達を国に義務づける「グリーン購入法」に基づき、基…

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