メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

厚労省

エボラ感染者の移動ルート公表へ 患者発見時

 エボラ出血熱などの危険な感染症が海外から持ち込まれて拡大するのを防ぐため、厚生労働省は、患者が見つかった際には渡航先や発症後の移動ルートなどを公表する方向で検討を始めた。専門家検討会で、エボラ熱のほか、中東呼吸器症候群(MERS)や新型インフルエンザなどが発生した場合についても順次議論する。

     2015年に韓国で起きた致死率の高いMERSの流行では、患者が訪れた病院名が公表されなかったため、感染拡大を許した。多くの外国人が訪れる東京五輪・パラリンピックを前にこうした事態や混乱を避けるため、厚労省はあらかじめ公表する情報の基準を定めることにした。公表項目は年度内に取りまとめる。

     エボラ熱は患者などへの接触で感染するが、感染力は弱い。厚労省の素案では国内で発生した場合、患者の年代、性別、居住する都道府県のほか、滞在国、患者との接触の有無、発症後の移動ルートなどを公表する。一方、氏名、国籍、発症前の移動ルート、同行者の有無などは非公表。発症後の国内での詳細な行動や、搭乗した飛行機の情報は状況に応じて判断する。

     エボラ熱は、高熱や頭痛、出血などが主な症状で、14年以降、西アフリカを中心に約1万1300人が死亡。今年もコンゴ民主共和国(旧ザイール)で流行が起き、世界保健機関(WHO)によると14日時点で139人が死亡した。14年に国内でエボラ熱の疑いがある患者が相次いで見つかった際には、渡航歴などが公表された。いずれも検査で陰性と判明している。(共同)

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 日産会長逮捕 ゴーン神話「数字の見栄え良くしただけ」
    2. 高校野球 誤審で甲子園行き明暗…終了一転逆転 岡山大会
    3. 全国高校サッカー 県大会 西京、5年ぶり全国切符 高川学園の猛攻しのぐ /山口
    4. ゴーン会長逮捕 日産社長「私的流用、断じて容認できない」 会見詳報(1)
    5. 高校野球 練習試合で頭に死球、熊本西高の生徒が死亡

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです