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米倉誠一郎さん 「経営の神様」人間臭く 評伝『松下幸之助』を刊行

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米倉誠一郎さん=棚部秀行撮影
米倉誠一郎さん=棚部秀行撮影

 イノベーション研究で知られる経営学者の米倉誠一郎さんが、「経営の神様」と称される松下電器産業(現パナソニック)の創業者・松下幸之助(1894~1989年)の評伝『松下幸之助』(ミネルヴァ書房)を書いた。今年は松下創業100周年。「『神様』の冠を引っぺがして、生き生きとした人間を描きたいと思いました」。強さと弱さを備えた人間臭い幸之助像、希代のイノベーター(革新者)としての幸之助像を強調している。

 副題は「きみならできる、必ずできる」。人をやる気にさせる幸之助の「殺し文句」から取った。「人材難を嘆くのではなく、そこにいる人が人材なんですね。資産もなかった幸之助には、この言葉しかなかった。そうやって人材を作っていったんです」。多くのイノベーターを研究してきた米倉さんはまず、人を育てる経営者としての資質を指摘した。

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