末松廃寺跡

笑顔の天女、ふわりスカート 9世紀の線刻 石川

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天女とみられる女性が線で描かれた「瓦塔」の一部=石川県野々市市で、久木田照子撮影
天女とみられる女性が線で描かれた「瓦塔」の一部=石川県野々市市で、久木田照子撮影

 石川県野々市市の末松廃寺(すえまつはいじ)跡(国史跡)から、女性の姿が描かれた9世紀ごろの焼き物の塔「瓦塔(がとう)」の一部が見つかった。市教委が31日発表した。弥勒(みろく)菩薩(ぼさつ)に仕える天女とみられる。市教委によると、瓦塔はこれまで全国で約250例確認されているが、絵が描かれたものは初めて。

 末松廃寺は白鳳時代の670年ごろに建てられた北陸最古級の寺で、8世紀中ごろ以降に建て直された。瓦塔は五重塔などを建てる代わりに置かれて信仰の対象になったと考えられている。

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