メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

GetNavi

米・名門大学が禁断の「AI技術」を開発! これまでになかった「恐怖」が生まれる(GetNavi web)

情報提供:GetNavi web

10月31日の夜、東京・渋谷はハロウィーンで大混乱しました。本来、ハロウィーンは秋の収穫を祝い、悪霊を追い払うケルト民族の儀式ですが、キリスト教徒にとってハロウィーンは「死のカルト」。人が集まってみんなで楽しむ行事である反面、すごく恐ろしいものでもあるんです。

 

「ハッピーハロウィーン」は禁句!! 今さら聞けない「ハロウィーン」の意味

 

普段、私たちもホラー映画を見た後、カーテンの隙間に人の顔が見えたらどうしようと変な想像をしてしまって怖くなることってありますよね。恐怖のあまりトイレや風呂場に一人で行けなくなったり、セルフィーを取ったら自分の横に何か写っているように見えたりして、怖いものが苦手な人はやや正気を失います。

 

そんな人間の想像力を逆手に取ってMITが開発したのが、画像加工の人工知能AI Spirits」。悪霊を追い払うハロウィーンにぴったりなAI技術として話題を呼んでいます。AI Spiritsの特徴は、いかにもありそうな心霊写真/動画を生成してくれること。画像をインプットすると心霊っぽい加工を施してくれます。

© MIT Media Lab 2018

 

 その心霊写真がどれくらい「いかにもありそう」か? 下のサンプル画像スライドでご覧ください。ハロウィーンらしく不気味なBGMが流れますので、怖いものが苦手な方は要注意です。

どうでしょうか?でき上がりの写真自体は目新しくないかもしれませんが、「入力した画像からAIが自動的に作り出したもの」と知ると面白くありませんか? 特に人間の影のようなものが浮かんでいる写真は、AIが構図を認識して「ここに何かいそうだ!」と割り出したところに「幽霊」を上手に出現させています。

 

AI Spiritsの前身となったプロジェクト「Deep Angel」は「画像から特定の人間や物体を自動で取り除くAI」だったのですが、このときに集まったデータと開発した技術を活用して、「何もないところに物体を浮かび上がらせる」という技術に発展したのがAI Spiritsなんです。つまり「こういう構図の写真にはここに人間(もしくはモノ)が写っている傾向にある」というビッグデータによる分析を元にしているわけ。自動で生成したものでも「こういう心霊写真ありそう!」と思ってしまうのは、そういう仕組になっているからなんですね。

© MIT Media Lab 2018

 

Deep Angelでサンプルの画像ギャラリーを見てみると、驚くほどキレイに人物が消されて背景が合成できている写真のなかにも、心霊写真のようにぼやけて残っているものがあります。これを元に「精度の高い心霊写真は自動で作れる」と思いついたのはなかなかクリエイティブと言えます。

すっかりハロウィーン仕立ての気味悪いデザインになった公式ウェブサイトでは次のような声明が書かれています。

 

「最近、物体を取り除くアルゴリズムが大きな注目を集めています。画像から人間を取り除くこの技術は『自動検閲につながるのでは?』と懸念されながら、デジタルメディアにまつわる私たちの考え方を変化させてきました。さらに『欠如の美学』といった文化的な動きも巻き起こしています。

 

世界中の人々から提供された画像を何千枚もの画像を使いながら生成型のディープ・ニューラル・ネットワークを学習させることで、私たちは幻影を『存在するもの』として呼び起こします。そうすることで、アルゴリズムによって取り除かれ、消し去られた人々を追悼するのです」

© MIT Media Lab 2018

 

まるで怪談物語のような文章です。しかしAI技術の発展に伴い、アルゴリズムの計算によって写らなくなる人やモノが増えることは確実でしょう。そんな目に遭う人やモノを救うのがAI Spiritsなんですね。

 

ホラー映画だけでなく、ゲームやアトラクションなどにも私たちはお金を払って怖がることを欲します。AI技術がさらに発展すれば、ビッグデータを使った、これまでにないようなホラーエンターテイメントが生まれるかもしれませんね。

【関連記事】
こんなマシンが欲しかった×3! iPad Pro、MacBook Air、Mac miniタッチしてわかった「買うべき人」
年間120億個のプロダクトに関わる「TE Connectivity」の意外に超重要なテクノロジー
【LINE誤爆】LINEのメッセージ取り消し機能についてまとめてみた!検証画像付きで解説
最小厚さは0.4cm! 海外で大人気の「世界一スリムなスマートウォレット」
痴漢の新しい手口!知らない人から卑猥な画像が送られてくる!AirDropを使った手口に気を付けよう。「AirDrop痴漢」の対策方法

情報提供:GetNavi web


おすすめ記事

広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「声をかける暇もなかった」遺体発見 なぜ…悔やむ生存者 福島・本宮

  2. おげんさんといっしょ 「#おげんさん」再び世界トレンド1位に 第3弾もSNS大盛り上がり

  3. 路上生活者の避難拒否 自治体の意識の差が浮き彫りに 専門家「究極の差別だ」

  4. 大規模河川の堤防も対応能力超え決壊 そのメカニズムとは

  5. 避難所が被災 孤立の住民ようやく救出 福島郡山 新たな雨に不安深く

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです