緑館

乱歩夫妻は「かかあ天下」 お手伝いさん夫語る

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「貼雑年譜」を手にする中西時次郎さん=三重県鳥羽市内の老人ホームで、林一茂撮影
「貼雑年譜」を手にする中西時次郎さん=三重県鳥羽市内の老人ホームで、林一茂撮影

 乱歩夫妻は“かかあ天下”? 探偵小説の先駆者、江戸川乱歩(1894~1965年)と三重県鳥羽市坂手島出身の隆(りゅう)(1897~1982年)夫妻が一時期、東京で営んでいた住居兼下宿「緑館」。住み込んでお手伝いをしていた「マサ」さんが、同郷の鳥羽市坂手島の中西時次郎さんと後に結婚していたことが判明した。101歳になる時次郎さんは健在で、25年前に亡くなったマサさんが乱歩夫妻について「ちょっとお隆さんの、かかあ天下だったかな」と言ったことを覚えている。自身も夫妻と交わした会話から「どこにでもいる、とても仲の良い夫婦」という印象を抱いているという。【林一茂】

 乱歩夫妻と話した人たちが少なくなっていく中、2019年には夫妻の結婚100周年を迎える。鳥羽市内で「江戸川乱歩館」を運営する鳥羽商工会議所などは記念事業の計画を始めた。

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