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名古屋大

「朝食抜くと太る」確認 体内時計や代謝乱れ

 朝食を抜くと体内時計や脂質の代謝のリズムが乱れ、体重が増えることがラットの実験で分かったと、名古屋大の研究チームが31日付の米科学誌プロスワンで報告した。チームは「規則正しく朝食をとることで体内時計がリセットされる。朝食が健康に良いことの科学的根拠となる結果だ」としている。

 朝食を抜くと肥満やメタボリック症候群などになりやすくなることが知られているが、その仕組みは不明だった。小田裕昭・名古屋大准教授(時間栄養学)らは、ラットを28匹ずつの二つの群に分け、一方の群には人間の朝を想定した時刻に、もう一方の群にはその4時間遅れで餌を与えた。

 2週間の実験で、4時間遅れの群は脂肪組織が増加し、体重も増えた。脂質代謝の中枢である肝臓の細胞内の「時計遺伝子」や、脂質の代謝に関わる遺伝子の働きに約4時間の遅れが生じていた。本来は活動期になると上がる体温も上がらず、高い状態の時間も短くなった。小田准教授は「朝食を抜くと体内時計にずれが生じ、エネルギーをあまり消費しないため体重が増えることが実験的に分かった」と話している。【須田桃子】

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