前代未聞の大ヒットになった「カメラを止めるな!」(興行収入30億円を超える見込み)に、まるで引き寄せられたかのように、今年後半から異例のヒットが続く。いずれも、従来のヒットの方程式からはみ出した作品ばかりだ。映画観客の意識の変化を強く感じざるをえない。
米映画の「search/サーチ」も、その1本だ。10位だからといって、当たっていないわけではない。スクリーン数は60。劇場数が少ない限定公開の興行としては大健闘だ。スタートがこの数で、…
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