巨大な技術革新のITが新たな産業のエンジンとなっていることと、過剰な債務による金融財政政策が支えとなって、世界経済は曲がりなりにも成長を持続している。だが、これだけ長い間、超低金利と量的緩和が続くと、財政破綻を忘れ、右肩上がりの株価に慣れてしまっているようだ。
最近の下落相場を見ると、次の景気後退期にはどんな対策があるのかと不安に襲われる。米国は利上げを続けているが、次の後退期に対応できるほどではない。米連邦準備制度理事会(FRB)の見通しに沿って政策金利が引き上げられても、2020年に3~4%程度である。景気後退期の引き下げ余地は極めて限られる水準だ。一方で既に膨大…
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