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南米原産の特定外来生物に指定されている水草「ナガエツルノゲイトウ」が異常繁殖する手賀沼で、新たにより繁殖力の強い特定外来生物の水草「オオバナミズキンバイ」が猛威を振るい始めている。一部ではナガエツルノゲイトウの植物群を駆逐する勢い。沼の環境保全を訴える地元の市民団体は排水機場を塞いで洪水を起こしたり、水田に侵入して耕作機械を壊したりするのではないかと恐れ、県に早急な対応を求めている。【橋本利昭】
10月31日、手賀沼西側の大津川河口にあるヒドリ橋付近で、約50人が重機やボートを出して、大がかりな駆除作業を行った。主催は、環境保護団体や漁協などで作る「美しい手賀沼を愛する市民の連合会」(美手連)など。約3時間の作業でナガエツルノゲイトウやオオバナミズキンバイなどの水草を4トンと3トンのダンプカー各4台分駆除した。近くの県のヤードに仮置きして乾燥後、焼却処分する。「オオバナミズキンバイは、ナ…
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