メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

土記

AIDの現実=青野由利

 <do-ki>

 産婦人科医と小児科医は違う。当たり前でしょ、と言われそうだが、つくづくそう感じたことがある。

 1998年から5年間、生殖補助医療をめぐる政府の有識者会議をフォローした時のことだ。

 主なテーマは不妊に悩むカップルが第三者から卵子や精子、受精卵をもらって子どもをもうけていいか。「専門委員会」が2年かけて報告をまとめ、これを土台に「部会」が議論し2003年に結論をまとめた。そこで論争になったのが生まれてくる子どもの「出自を知る権利」だ。

 専門委は匿名の第三者や兄弟姉妹からの卵子、精子、受精卵の提供を容認した上で、子どもが知りうる情報を「提供者が特定できない情報」に限った。事実上、何も教えないに等しい内容だった。

この記事は有料記事です。

残り676文字(全文991文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 海からイノシシ、窒息死させて返り討ち 長崎の50代男性に警察官もビックリ

  2. 声優の後藤淳一さんがバイク事故で死亡 「名探偵コナン」など出演

  3. 難病を紹介する動画 人気声優が拡散に一役

  4. クルーズ船対応、各国批判 「防疫の概念ないのか」「新たな震源地」「失敗した実験」

  5. CAEBV 娘奪った病気知って 感染判明まで1年超 声優・松来さんの両親、難病指定訴え

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです