サウジ

政府批判の王族が帰国 国王実弟の元内相

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 【カイロ篠田航一】サウジアラビアのサルマン国王(82)の実弟で、政府に批判的だった王族の一人、アハメド元内相が10月30日、滞在先の英国からサウジに帰国した。中東の衛星テレビ局アルジャジーラなどが伝えた。サウジ人記者のジャマル・カショギ氏殺害事件で指導部に対する批判が高まる中、「王室の結束」を国際社会に印象付ける狙いがあるとみられる。

 アハメド氏は70代。昨年6月、サルマン国王が息子のムハンマド氏(33)を皇太子に昇格させた際に反対したほか、皇太子が主導するイエメン内戦への介入についても「戦闘を終えるべきだ」と批判していた。弾圧を恐れ、ここ数カ月は主に英国に滞在。報道によると、皇太子はアハメド氏を首都リヤドの空港まで出迎えた。自身に批判的な人物にも丁重に応対することで、融和ムードを演出しているとみられる。

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