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米、対イラン第2弾発動 闇市場で物々交換 「制裁耐えるノウハウ」

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外貨への両替を求めて両替所に並ぶ人々=テヘランで2018年11月3日、松井聡撮影
外貨への両替を求めて両替所に並ぶ人々=テヘランで2018年11月3日、松井聡撮影

 トランプ米政権は5日から、イランに対する追加制裁を実施する。イランの主要輸出産品である原油の禁輸措置を各国に求めるほか、金融制裁でイランに圧力をかける。イランの市民生活の悪化は避けられず、ロウハニ政権への不満も高まりそうだ。ただ欧州や中露両国は制裁に反対し、イラン封じ込めに熱心だった同盟国のサウジアラビアは、ジャーナリスト殺害事件を機に国際的信用が低下、身動きが取れない状況にある。米国の思惑通りに制裁が機能するかは未知数だ。【ワシントン会川晴之、テヘラン松井聡、カイロ篠田航一】

 テヘランの街中で暮らし向きについて聞いた市民の多くは、イランの国家予算がシリアやイエメンの内戦に費やされることに反対し、補助金による物価抑制などを求めていた。同時に、軍事はロウハニ大統領ではなく最高指導者ハメネイ師の権限下であることも理解しており、現体制そのものへの不満もくすぶる。

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