プロ野球

日本シリーズ ソフトバンク2-0広島(その2止) タカ執念の日本一 神采配、内川バント

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
【広島-ソフトバンク】2年連続の日本一を決め、胴上げされるソフトバンクの工藤監督=マツダスタジアムで2018年11月3日、徳野仁子撮影
【広島-ソフトバンク】2年連続の日本一を決め、胴上げされるソフトバンクの工藤監督=マツダスタジアムで2018年11月3日、徳野仁子撮影

 勝利の瞬間、力いっぱいに両の拳を握りしめた。2年連続の日本一を決めたソフトバンクの工藤監督は「最高に幸せ。選手が満身創痍(そうい)の中で突っ走ってくれた」。選手らに14回胴上げされ、顔をしわくちゃにして喜んだ。

 短期決戦での勝ち方を知り尽くしたように、大胆な采配を振った。四回無死一、二塁の好機を迎えた場面。打席に立つ内川はバットを横に向けた。工藤監督のサインは第5戦に続く「送りバント」。内川は「試合展開から、そうなると思っていた」と一塁側へ転がした。続く西田の打席ではスクイズを敢行し、先取点を手にした。内川をはじめとしてお祭り騒ぎのように喜ぶナインの横で、指揮官は大きく手をたたいた。

 今季2000安打を達成した内川への犠打のサインは「苦渋の決断」だった。状態の上がらない松田宣を先発から外したのもそうだ。「本心から言うと打つべき人は打ってほしい。でも最終的な判断は僕の仕事」と腹をくくり、非情とも言える采配だった。

この記事は有料記事です。

残り880文字(全文1292文字)

あわせて読みたい

注目の特集