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老犬神社

忠犬シロの伝説学ぶ「語り部の集い」 秋田

領主が定六に与えていたとされる「子孫永久又鬼免状巻物」を見学する市民ら=秋田県大館市で、田村彦志撮影

 マタギの定六と忠犬シロの悲話で知られる秋田県大館市の老犬神社の物語伝説を学ぶ「語り部の集い」が3日、市十二所公民館であった。2020年の同神社創建400年に向けた記念イベントとして同公民館が企画。市民ら約60人が参加した。

     約400年前の江戸中期、旧南部藩の草木(現在の同県鹿角市)に住んでいた定六と猟犬シロ。どこでも猟ができる免状を持つ定六はある日、三戸城の領地に入り込んでしまい、免状を身につけていなかったため、投獄の身に。シロは家に戻り、巻物の免状を口にくわえ、城内に戻ったが、定六は処刑されていた。

     定六の死後、妻はシロとともに葛原に移住したが、シロは主人の後を追うように死んだ。村人はその忠義の心に打たれ、「老犬様」とあがめ社を構えてまつってきたとされる。

     集いでは、鹿角市の鹿角民話の会副会長の沢田欣之さん(77)が、この物語伝説を独特の語り口で披露。社殿の見学もあり、悲話を生んだ猟の免状も公開され、参加者たちは興味津々の様子だった。

     同神社6代目別当の木次谷(きじや)賢一さん(67)は「大館ゆかりの忠犬はハチ公が有名。しかしその数百年前にシロがいたことを知っていただければ」と話した。【田村彦志】

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