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特集ワイド

国交正常化の光と影 元徴用工賠償判決でまたもギクシャク 「日韓外交の怪物」崔書勉さん

ソウルの竜山駅前に設置された徴用工の像=2017年8月、鈴木琢磨撮影

 憂いが深い。韓国最高裁が戦時中の徴用工問題で日本企業に賠償を命じたからだ。難交渉の末、日韓両政府が合意した国交正常化は何だったのか? 「未来志向」はスローガンだけだったのか? 知られざる日韓外交の光と影を追った。【鈴木琢磨】

 1枚の写真がある。1969年2月の某夜、東京は赤坂の料亭「中川」で和服ならぬチマ・チョゴリ姿の女性とくつろぐのは安倍晋三首相の祖父、岸信介元首相、当時蔵相の福田赳夫元首相や衆院議長の石井光次郎氏らの顔もある。65年の日韓国交正常化後も懸案は多かった。そこで政治、経済、文化の相互協力を進める「日韓協力委員会」が発足する。会長は岸氏、その創立総会が2月12日から4日間、大手町の経団連会館であり、佐藤栄作首相と朴正熙(パクチョンヒ)大統領からの祝辞も披露された。関係者が秘蔵していたこの写真は日韓参加者の懇親のうたげのひとコマだ。

 韓国からは80人を超える各界の重鎮が来日した。団長は白斗鎮(ペクトゥジン)元首相、赤坂のうたげにも…

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