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見上げてごらん

子どもの気持ち=永山悦子

 もし自分の「父親」が、どこのだれだか分からなくなったら--。人生で、そんなことに直面することはそうそうないだろう。

 慶応大病院が、他人の精子を使った人工授精(AID)の新たな患者受け入れを停止した。この治療では提供者は匿名で、生まれた子には事実を知らせなかったため、偶然生い立ちを知った子たちが遺伝上の父が分からず苦しんできた。「自分は何者なのか」「親のうその上で成り立った人生で、何が本当か分からなくなった」と。

 AIDは、夫が無精子症などの場合に、第三者の精子を妻の子宮へ入れて子を授かる不妊治療。日本では、こ…

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