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雇用形態のみならず、在宅ワークや地域活動を仕事にするなど多様化する働き方を追います。

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残業ゼロへの挑戦/4 高校生が介護の補助

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利用者の芝田悦子さん(左)に声をかけながら、トレーニング機器の設定をする橋本尚輝さん=東京都小平市のツクイ小平小川で
利用者の芝田悦子さん(左)に声をかけながら、トレーニング機器の設定をする橋本尚輝さん=東京都小平市のツクイ小平小川で

 <くらしナビ・ライフスタイル>

みんなの孫みたい

 「面倒見が良くて、とっても親切。みんなの孫みたいなの」。そう言われて、はにかんだ。

 秋晴れの10月中旬、昼過ぎ。東京都立高2年の橋本尚輝さん(17)はデイサービス施設「ツクイ小平小川」(東京都小平市)で、施設利用者の芝田悦子さん(83)が転倒予防のためのトレーニングをする手助けをしていた。週3回のアルバイトを始めて8カ月あまり。芝田さんの足をトレーニング機器のペダルに手際よく乗せると、ストップウオッチを5分にセットした。

 高校1年の途中で全日制から定時制に転入した。1月末、アルバイトを探してスマートフォンのアプリを見ていた時にツクイの求人が目に入った。コンビニエンスストアやファストフードと並んで、そこには「介護」の2文字があった。「高校生でもいいんだ」。どうせなら、これからの人生に役立ちそうな仕事をしてみたい。介護の世界に初めて足を踏み入れた。

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