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教育の窓

子どもの気持ち 手話で学ぶ「明晴学園」/1 遠くても通う理由

日本語の授業で宮沢賢治の作品を学ぶ6年生の児童たち

 <kyoiku no mado>

 ちょうど1年前、生まれつき耳の聞こえない佐藤那心(ともしん)さん(12)は、家族と一緒に大分から東京へ向かっていた。テレビで紹介されたろう学校に体験入学するためだ。同世代の子どもたちが手話で学び、手話で意見を交わす姿が映っていた。「先生は生徒が分かるまで説明しているな」。興味がふつふつと湧いていた。

 東京都品川区にある私立学校「明晴学園」。幼稚部、小学部、中学部に計60人が通う。ろう学校の多くは口の形を読む「聴覚口話法」で授業を進めるが、明晴はろう者が使い、独自の文法で成り立つ「日本手話」で学べる唯一の学校として2008年に開設した。「子どもたちが一番分かりやすい言語で教えてほしい」との保護者らの願いを受け、特区で道が開けた。

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