メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

教育の窓

子どもの気持ち 手話で学ぶ「明晴学園」/1 遠くても通う理由

日本語の授業で宮沢賢治の作品を学ぶ6年生の児童たち

 <kyoiku no mado>

 ちょうど1年前、生まれつき耳の聞こえない佐藤那心(ともしん)さん(12)は、家族と一緒に大分から東京へ向かっていた。テレビで紹介されたろう学校に体験入学するためだ。同世代の子どもたちが手話で学び、手話で意見を交わす姿が映っていた。「先生は生徒が分かるまで説明しているな」。興味がふつふつと湧いていた。

 東京都品川区にある私立学校「明晴学園」。幼稚部、小学部、中学部に計60人が通う。ろう学校の多くは口の形を読む「聴覚口話法」で授業を進めるが、明晴はろう者が使い、独自の文法で成り立つ「日本手話」で学べる唯一の学校として2008年に開設した。「子どもたちが一番分かりやすい言語で教えてほしい」との保護者らの願いを受け、特区で道が開けた。

この記事は有料記事です。

残り762文字(全文1097文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「優しく温厚。成人式で会えると…」 大阪・巻き添え死 女子学生の友人が涙

  2. 24歳兄が妹・弟を包丁で刺す 犯行後飛び降りか、兄は死亡 東京・東村山

  3. 大阪・梅田HEP FIVEで高校生転落し死亡 路上の19歳巻き添え意識不明

  4. #排除する政治~学術会議問題を考える 行革や効率性で「文句を言う人」飛ばす怖さ 菅政権の新自由主義 重田明大教授

  5. 時代の風 菅政権1カ月 民主主義の本質は議論=藻谷浩介・日本総合研究所主席研究員

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです