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第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月10~29日)の特集サイトです。

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秋季近畿地区高校野球大会

龍谷大平安、3番が開き直り

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 (4日)

 龍谷大平安の3番・多田が崖っ縁からはい上がった。一打出ればサヨナラ、打てなければ負けの1点を追う延長十二回2死満塁。多田の胸中は「打てる気がしなかった」。今大会の安打は1回戦の第1打席のみ。さらに延長十二回の守りでは捕前ゴロを捕り損ね、失点につながっていた。

 「気持ちの整理が追いついていない」まま打席に立ち、3球で追い込まれた。もう後がない。そう思った時、開き直れた。「当たってもいいから踏み込んで打とう」。外角のスライダーに食らいつき、右前へ流し打ち。2走者を還した。

 前回優勝した5年前は翌春のセンバツで初優勝。原田監督は「あの時は(優勝を)狙っていたが、今年はここまで来られると思っていなかった」と明かす。「選手たちは下手だと自覚しているから一生懸命練習をする」と原田監督。泥臭く必死に--。多田の決勝打は、今年の粘り強いチームカラーを象徴していた。【安田光高】


近畿(兵庫・ほっともっと神戸)

 ▽決勝

明石商(兵庫)

  000000000001=1

  000000000002=2

龍谷大平安(京都)

 (延長十二回)

 (明)宮口-水上

 (龍)野沢-多田

 (龍谷大平安は5年ぶり6回目の優勝)

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