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特集ワイド

ノーベル賞で注目 オプジーボは夢の薬か がんへの効果、限定的

ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった本庶佑・京都大特別教授(左)の記者会見=京都市左京区で10月1日、望月亮一撮影

 がんの免疫治療で使う薬「オプジーボ」の開発に貢献したとして、今年のノーベル医学生理学賞に京都大の本庶佑(ほんじょたすく)特別教授らが選ばれ、日本中が祝賀ムードに包まれた。それに伴い、オプジーボを「夢の治療薬」「特効薬」と形容する報道もあるが、実際はどうなのだろうか。【庄司哲也】

 オプジーボ(一般名・ニボルマブ)の過大ともいえる評価が気になり、がんの患者団体の一つで認定NPO法人「希望の会」(東京)を訪ねた。難治性のがんとして知られるスキルス胃がんの患者ら約450人が会員となり、情報交換したり、勉強会を開催したりしている。理事長の轟浩美さんによると、本庶さんの受賞決定以降、「どこに行けばオプジーボの投与を受けられるのですか」「どうして最初の治療から投与を受けられないのですか」といった問い合わせが相次いだ。轟さんはこう説明しているという。

 オプジーボは胃がんの場合、ほかの抗がん剤での治療後、切除できず再発・進行した状況での投与となってい…

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