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キャンパる・読見しました。

「じーじ」の愛情

 関西に住む父方の祖父は、いわゆる昔の人だ。祖母のことを「おい」と呼び、若い娘の夜の一人歩きは許さない。お風呂や食事が出来上がるまでは自室で悠々と将棋を指している。今だから言えるが、小さい頃は「じーじ」が少し苦手だった。

 たまに顔を見せに行くと行儀の悪さを厳しく注意されるし、あまり愛想のいい人ではなかったから。

 しかし4カ月前、東京へ帰る日の朝5時。玄関で祖母にお礼を伝えていると、奥のふすまがすうっと開いた。「おい。気を付けて行くんやで」。朝食を用意するため朝早くから起きてくれた祖母も、急に現れた祖父に驚いたようだ。

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