ダライ・ラマ14世

後継者、高僧らによる選出も選択肢

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毎日新聞など日本メディアと会見したダライ・ラマ14世=インド北部ダラムサラで5日、松井聡撮影
毎日新聞など日本メディアと会見したダライ・ラマ14世=インド北部ダラムサラで5日、松井聡撮影

 【ダラムサラ(インド北部)松井聡】チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(83)は5日、インド北部ダラムサラで毎日新聞などと会見した。後継者の選出方法について「ローマ法王のようなシステムも可能だ」と述べ、バチカン(ローマ法王庁)をモデルに、高僧らによる選出も選択肢となると述べた。自身による「生前指名」や、現行の輪廻転生(りんねてんしょう)を継続する可能性も否定せず、「チベット人が方法を決めるべきだ」とも語った。

 高僧や学者らによる後継者選出を選択肢にした理由について「(輪廻転生を含めた)ダライ・ラマ法王制度自体が古いと感じている。(多数決で決める)民主主義を尊敬している」と説明した。伝統的に少年が後継者に選ばれてきた輪廻転生については「20代程度の成人が好ましい」との認識も示した。輪廻転生では、中国が独自に後継者を選び、チベット統治を強めることが懸念されている。

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