関西弁の上方漫才はすっかり全国区だが、なぜか上方落語は東京ではちょっと縁遠い。でも、上方ならではの人情と爆笑は、一度聞けばハマるに違いない。
その上方落語の桂花団治さんが、毎年恒例の東京公演「かみがたらくご『花団治の宴-en-第三回』」を8日午後7時、東京・半蔵門の国立演芸場で開く。
花団治さんの師匠は、タレントとしても活躍し、51歳の若さで亡くなった先代(二代目)桂春蝶さん(1941~93)。2015年に三代目花団治を襲名し、先代(二代目)の死去以来70年ぶりの復活となった。
その年、東京の国立演芸場でも披露公演を開き、ゲスト出演を笑福亭鶴瓶さんに依頼したところ、こころよく引き受けてくれた。ただし、「これからも東京で公演せえよ」と一言。その言葉を守って開く、毎年1回の東京公演も今回で3回目だ。
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東京本社ウェブ編成センター記者。東京生まれ。早大卒。東京、大阪で、大衆芸能、笑芸、放送などを取材し、芸術選奨選考審査員、文化庁芸術祭審査委員などを務めた。沖縄好きで学生時代から通い、泡盛は糖質ゼロなので大好き。。
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