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SUNDAY LIBRARY

木村 衣有子・評『スープ・レッスン』有賀薫・著

◆『スープ・レッスン』有賀薫・著(プレジデント社/税別1300円)

 過剰な情は排され、理に適(かな)っている。

 とはいえ、理詰めの窮屈さはなく、堅苦しさは感じられない。台所での振る舞いについてのお説教もない。

 フラットな視点で案内される、これからの台所の風景を描いたような料理書『スープ・レッスン』は、28種類のスープと、その一皿から派生するレシピから成っている。

 「ひとつのスープについて、メインになる野菜はひとつ」「汁が多めの煮物と呼んでいいほど具が多い『野菜を食べるスープ』です」とある。野菜の味わいを目いっぱい生かすことを最優先し、調味料にはその後押しをしてもらうというつくりかた。

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