ホンジュラスで大工をしていたホルヘ・ウレアさん(24)と妻シンディさん(25)、長男ホルヘちゃん(4)の一家は4日、メキシコ南東部コルドバの避難所で、キャラバンの第1陣約2000人と一夜を過ごした。
出発は翌朝5日午前6時、米国を目指し、次の目的地である約300キロ西のメキシコ市へ向かい、到着した。
ウレアさん一家は、ホンジュラス北部サンペドロスラの出身。7000人以上が参加するほど膨らんだキャラバンの発祥地だ。自宅周辺は、ギャンググループ「マラス」の支配下にある。「逆らえば殺されるだけ。誰も何も言えない」。トラブルになった多くの住民が殺され、一家の親族数人も犠牲になった。危険と隣り合わせの生活に「迷いはなかった」と米国へ行くキャラバンに参加した。
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