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親ありて

絵本作家・鈴木のりたけさんの母 茲実さん/上 「創作の喜び」日記きっかけ

 「しごとば」シリーズなどで知られる絵本作家、鈴木のりたけさん(43)。遊び心あふれる作品の数々は、読者に幸せなひとときを与えてくれる。「面白い子」と評判だった幼少期を、母茲実(ますみ)さん(73)は懐かしそうに振り返る。

 1975年7月31日、浜松市で父義雄さん(故人)と茲実さんの次男としてこの世に生を受けた。3700グラム。ちょっと大きな赤ん坊には、後にペンネームとなる「のりたけ」を漢字にした「典丈」という名が贈られた。「私の父が付けたんです。『辞典』の『典』と『丈夫』の『丈』だから、賢くて健康な子になるようにって願いを込めてくれたのかしらね」と笑う。

 ところが、1歳児健診で心室中隔欠損と診断された。左右の心室を分ける心室中隔に穴が開いている先天的な心疾患だ。「最初はもちろんショックでした。自然に穴がふさがる人も多いけれど、典丈はそうじゃなかったし……」。医師の励ましや、何より「赤ちゃんの時から人なつこく、本当に可愛かった」幼い典丈さんの姿に癒やされ、次第に「普通に暮らしていれば、そんなに心配することもない」と思うようになった。

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