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インドネシア地震

地下の高水圧で大規模泥流 東大調査

液状化で大きな被害が出たバラロア地区=スラウェシ島中部・パルで2018年10月8日、小泉大士撮影

 インドネシア・スラウェシ島の地震で、多数の犠牲者が出た液状化現象による大規模な泥流は、地下水の水圧が高いために起こったとみられることが、東京大の清田隆准教授(地盤工学)らによる調査で分かった。被害地域は計5平方キロ以上に及び、場所によっては1キロ以上も地面が水平に移動した異例の災害だった。

 地震は9月28日に発生し、判明しているだけで2000人以上が死亡。泥流は液状化による地盤流動で、津波よりも多くの犠牲者が出る原因になった。少なくとも1300人以上が行方不明で、多くは埋まったままとみられる。

 清田准教授らは10月中旬と今月の計2回、現地調査した。泥流はパル市など主に3地域で発生。いずれも傾きが1度程度のなだらかな斜面だった。一部の地面を掘ると水が噴き出し、地元住民も「地震前から棒を刺すと水が出た」と証言。地下水圧が高い地層「被圧帯水層」がある場所とみられた。

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