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中国

ステルス無人機など初公開 航空ショー、米国を意識

中国が披露した最新鋭ステルス戦闘機=AP

 【北京・河津啓介】中国で2年に1度開催される航空ショー「中国国際航空宇宙博覧会」が6日、南部広東省珠海市で始まった。中国軍の最新鋭戦闘機や無人機が展示されたほか、中国が独自に計画する宇宙ステーションの技術検証用モデルを初公開。米国を意識して急速に発展する中国の航空・宇宙技術を内外に印象づけた。11日まで開かれる。

 今回は中国の兵器、宇宙開発を担う「10大軍事企業集団」がすべて参加するなど、43カ国・地域から770社が出展する過去最大規模になった。

 会場では、国産の新型軍用ステルス無人機「彩虹(CH)7」の実物大モデルが初公開された。中国メディアによると、全長10メートル、幅22メートルの全翼機。高度10~13キロ、最大速度マッハ0.75で偵察・攻撃が可能としている。来年に初飛行し、2022年に試験を終えて量産化を図る予定。中国メディアは、開発関係者の説明として「米国が開発する『RQ180』の性能に匹敵する」と伝えた。

 また、最新鋭ステルス戦闘機「殲(せん)20」が会場で編隊飛行を実施した。16年の前回の航空ショーで初めて一般公開され、今年2月、空軍作戦部隊への実戦配備が発表されている。

 さらに、推進力の方向を変えられる新型国産エンジンを試験搭載した戦闘機がアクロバティックな飛行を披露して注目を集めた。中国軍が現在運用する航空、陸上装備のほか、国外輸出向けの戦闘機やヘリコプターも展示され、兵器輸出によって影響力を高める戦略もうかがわせた。

 一方、航空宇宙分野では、22年に完成予定の有人宇宙ステーションの主要な居住棟「天和号」の技術検証用モデルも初公開し、新世代ロケットの開発計画も紹介して「宇宙強国」を目指す技術力を誇示した。

 習近平国家主席は開幕への祝電で「世界各国の人民が航空・宇宙科学技術の発展の成果を共有するために貢献するものになると信じている」と表明。習指導部は、昨年の第19回共産党大会で今世紀半ばまでに「世界一流の軍隊」とすると打ち出し、陸海空のほか、宇宙やサイバー分野での軍の近代化を推し進め、米国が危機感を強めている。

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