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環境省

「夜の運転注意」 アマミノクロウサギ事故相次ぐ

山間の道路脇には安全運転を呼び掛ける看板も設置されている=鹿児島県龍郷町で、神田和明撮影
道路脇に出現したアマミノクロウサギ=鹿児島県奄美市住用町で、神田和明撮影

 国の特別天然記念物で鹿児島県の奄美大島と徳之島に生息するアマミノクロウサギが車などにはねられて死ぬ事故が相次いでいる。2017年は過去最多の34件が確認され、今年も8月末の時点で既に22件に上っている。ウサギは夜行性で夜に活動することが多いことから、環境省は「夜間や林道はゆっくり走ろう」と呼び掛けている。

     徳之島の徳之島町轟木(とどろき)地区で10月12日夜、はねられたとみられるアマミノクロウサギが目撃された。環境省徳之島自然保護官事務所職員が保護しようとしたが県道脇のやぶに逃げたという。道路上には血痕があり、沢登良馬自然保護官は「徳之島では事故が頻発しているので夜の運転は注意してほしい」と訴えた。

     事故はウサギの繁殖期で活動が盛んになる秋に多く、00年からの累計242件のうち102件が9~12月に起きている。夜の林道だけでなく国道や県道ではねられた事故も多く、環境省は「生息域が拡大していることも考えられる」とする。

     環境省は事故が増えるこの時期に毎年、事故防止キャンペーンを展開。今年も10月から2カ月間、住民やレンタカー会社などにチラシを配り、パネル展示でも安全運転を呼び掛けている。奄美自然保護官事務所の早瀬穂奈実自然保護官は「注意することで救える命がある。夜間の山道では気をつけてゆっくり運転してほしい」と話した。【神田和明】

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