Tokyo里親ナビ

里子との生活、リアル発信 喜び、反抗期に共感 元女性誌編集者、サイトに手腕

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「Tokyo里親ナビ」の運営を担当する小泉麻子さん=東京都新宿区で2018年11月1日午後3時38分、藤沢美由紀撮影
「Tokyo里親ナビ」の運営を担当する小泉麻子さん=東京都新宿区で2018年11月1日午後3時38分、藤沢美由紀撮影

 親元で暮らせない子を家庭で預かる里親制度を知ってもらおうと、実際の暮らしぶりを伝えるウェブサイト「Tokyo里親ナビ」(https://www.tokyo-satooyanavi.com/)が10月に開設された。運営を手掛けるのは元女性誌編集者の乳児院職員らで、里親へのインタビューなどを通して広く共感してもらえるための工夫を凝らしている。

 国内では親元で暮らせない約4万5000人の子どもの約8割が施設で生活し、里親委託率は約18%と欧米に比べて低い。国は昨年、就学前の子どもの里親委託率を75%にする目標を掲げたが、共働き夫婦や子育て経験がない人も里親になれるなどの制度は十分に知られていない。

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