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ハラル食 大手チェーンでも

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ムスリムの人たちが多く訪れるカレー専門店CoCo壱番屋ハラール秋葉原店=東京都千代田区で、林奈緒美撮影
ムスリムの人たちが多く訪れるカレー専門店CoCo壱番屋ハラール秋葉原店=東京都千代田区で、林奈緒美撮影

 2020年の東京五輪・パラリンピックを前に、急増する訪日外国人を呼び込もうとする動きが飲食業界で広がっている。多様な宗教や信条を持つ外国人客に対応し、新たな顧客を獲得したい考えだ。

 ●ココイチは店ごと

 3連休最終日の10月8日午後3時。東京・秋葉原にあるカレー専門店「CoCo壱番屋ハラール秋葉原」の店内は、スカーフ姿の女性ムスリム(イスラム教徒)らでにぎわっていた。店は、壱番屋(愛知県一宮市)が食の戒律を持つムスリムに対応しようと昨年9月に開いた1号店だ。

 世界で約16億人に上るとされるムスリムは、イスラムの戒律に従って酒や豚肉の飲食を禁じられており、牛や鶏などほかの食肉も特別な方法で処理したもの以外は食べられない。宗教上許された食べ物は「ハラルフード」と呼ばれる。

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