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運搬方法

モアイ像のウオーキング理論実験 愛知の学生

発泡スチロール製のモアイ像の運搬実験を行う人間環境大学岡崎キャンパスの学生たち=愛知県岡崎市で2018年11月2日午前9時50分、亀井和真撮影

 イースター島のモアイ像の運搬方法に関する仮説を、人間環境大学岡崎キャンパス(愛知県岡崎市本宿町)の学生たちが実証実験で確かめた。高さ2メートル、重さ約10キロの発泡スチロール製モアイ像を、ロープを使って歩くように前進させた。

     太平洋に浮かぶチリ・イースター島のモアイ像は、人面を模した石造彫刻で知られる。最大で高さ20メートル、重さ75トンという石像を石切り場から海辺などにある台座までどのように運んだかなど、多くの謎に包まれている。

     実験は今月2日、同大人間環境学部環境科学科の武田淳講師(36)=文化人類学=が授業の一環として行った。米の考古学者、テリー・ハント博士が提唱し、運搬法の近年の有力な説となっている「ウオーキング理論」を実証しようと、学生ら約40人が参加した。

     同理論では、モアイ像が前傾姿勢になるよう底部に一定の傾斜があることなどを踏まえ、石像はロープを使って立った状態で移動したとする。実験は同理論を実証するため、学生たちが実物の10分の1の発泡スチロール製モアイ像2体を作製。キャンパス内の通路で、像が前に倒れないように後方からロープで引っ張って支えながら、顔にかけたロープを左右から学生たちが交互に引いた。像は体を左右に揺するように20メートルほどの距離を少しずつ進み、実験は成功した。

     武田さんは「本物のモアイ像と比べてサイズも重さも違うが、仮説が裏付けられた。学生たちに実験の楽しさを感じてもらえたのでは」と話していた。【亀井和真】

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