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「究極の魔法瓶」宇宙から帰還へ 中に実験試料

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大気圏に突入し地上へ帰還する小型回収カプセルのイメージ図=JAXA提供
大気圏に突入し地上へ帰還する小型回収カプセルのイメージ図=JAXA提供

 大気圏突入の熱と衝撃から中身を守れるか--。「タイガー魔法瓶」(大阪府門真市)が宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同開発した断熱容器が11日朝、宇宙での実験試料を中に入れた状態で地球に帰還する。国際宇宙ステーション(ISS)から物資を持ち帰る日本初の実験だ。同社の開発メンバーは試行錯誤の末の「究極の魔法瓶」が役目を果たせるか、期待を込めて見守っている。

 JAXAが2015年、タイガーに共同開発を持ちかけた。地球帰還時に最大40G(1Gは地球上の重力)かかるため、時速200キロでコンクリートにぶつけても壊れない強度が求められ、中身を取り出すまでの時間を考慮し容器内を4日間以上、4度前後に保つ必要がある。

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