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デート商法

婚活アプリ悪用、高額宝飾品買わせる

婚活アプリを悪用したデート商法事件の構図
警視庁目白署に入る森田宏行容疑者=東京都豊島区で2018年11月8日、竹内紀臣撮影
警視庁目白署に入る川端俊吾容疑者=東京都豊島区で2018年11月8日、竹内紀臣撮影

 スマートフォンで結婚相手を探す「マッチング(婚活)アプリ」を悪用して女性に高額な宝飾品を買わせたとして、警視庁生活経済課は9日、東京都板橋区中丸町の派遣社員、森田宏行容疑者(34)ら男女4人を特定商取引法違反(目的隠匿型誘引行為など)容疑で逮捕したと発表した。女性の恋愛感情に付け入る「デート商法」だったとみられ、被害は約200人で約9000万円にのぼるとみられる。

 他に逮捕されたのは、板橋区南町の会社員、笹谷綾乃(39)▽同、アルバイトの川端俊吾(34)▽同、派遣社員の小野寺太一(35)--の3容疑者。

 逮捕容疑は今年1~5月、宝飾品の購入を勧誘する目的であることを隠して、婚活アプリで知り合った埼玉県朝霞市の美容師の女性(23)ら3人を店に誘うなどしたとしている。小野寺容疑者は容疑を認め、他3人は否認しているという。

 同課によると、川端、小野寺の両容疑者が女性を誘い出す役だった。デート中に「自分がデザインしたジュエリーを見てほしい」などと話し、森田容疑者が経営する東京都豊島区の宝飾店「Crea」に誘導。上司役の笹谷容疑者らが「とても似合っている」「80万円だが半額にする」などと、ネックレス購入などを勧めていた。相手に気に入られたい女性の心理につけ込んだ手口とみられる。

 この店では昨年6月~今年7月、20~38歳の女性197人が計9064万円の契約をしていた。購入するまで帰してもらえない人や、消費者金融でローンを組まされたケースもあった。

 リクルートブライダル総研の「婚活実態調査2018」によると、インターネットの婚活サービスを利用して結婚する人はこの数年で増加している。有料サービスもあるが、無料のスマホアプリも流行している。【安藤いく子】

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