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群馬

赤字バス路線、ヤマトとコラボ 荷物運んで路線維持

バスの車内に荷物を積み込む作業員=ヤマト運輸沼田支店で、2018年10月22日、畑広志撮影

 関越交通(群馬県渋川市)とヤマト運輸(東京都中央区)は10月から、沼田市から片品村方面に向けた路線バスを使って荷物を運ぶ「客貨混載」を開始した。関東地区で初の試み。1日1便の運行だが、赤字路線バスの維持と、物流の効率化によるサービス向上が期待される。【畑広志】

 この路線は、上越新幹線の上毛高原駅と、尾瀬国立公園入り口の大清水を結ぶ「鎌田線」で、JR上越線の沼田駅14時00分発、鎌田15時02分着の1便。

 荷物の積載区間はヤマト運輸沼田支店(沼田市久屋原町)-下街道バス停(同市利根町高戸谷)-鎌田バス停(片品村鎌田)までの計21.5キロ。ヤマト運輸の沼田支店で荷物を積み込み、二つのバス停で下ろす。一定量の貨物を積み込めるように車両中央部の座席を5席減らして荷台スペースを確保した。

 鎌田線の利用客数は、尾瀬の入山者数減やバス離れ、人口減少などの影響で、2007年度の45万人から17年度は28万6000人と3分の1以上も減った。年間の赤字は300万円に上る。関越交通は客貨混載により、貨物輸送という新たな収入源が生まれる。

 ヤマト運輸は、利根町地区と片品村地区に1日3回配達している。以前は、朝、沼田支店から現地にトラック1台を走らせ、午後、沼田支店に戻って集荷し配達していたが、客貨混載によって午後分を沼田支店まで取りに戻る必要がなくなり、1日の走行時間が約1時間減らすことができたという。

 関越交通の柴崎正敏企画部課次長は「需要にもよるが、今後は片品村から沼田市までの逆便も考えていきたい」と話した。

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