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埼玉祖父殺害

容疑で15歳孫、再逮捕へ 認める供述

 埼玉県和光市のマンションで10月、80代夫婦が刃物で殺傷された事件で、祖母(82)への殺人未遂容疑で逮捕された孫で中学3年の男子生徒(15)が、県警の調べに祖父(87)の殺害を認める供述をしている。捜査関係者が明らかにした。県警は9日に殺人容疑で男子生徒を再逮捕し、動機の解明などを進める。

 捜査関係者によると、男子生徒は10月18日夕、マンションの室内で祖父の右胸や右脇腹を刃物で刺して殺害した疑いが持たれている。死因は出血性ショックで、上半身十数カ所を刺されたり切られたりしていた。

 男子生徒は「学校で自分をいじめた生徒を殺すつもりだったが、殺人犯の家族にしたくないので、まず家族全員を殺そうと思った」という趣旨の供述をしていた。その後の調べに、「複数の生徒から物を隠されるなどのいじめを受けた」と供述したという。しかし、県警がその生徒らに確認したところいずれも否定し、学校側も把握していないと答えた。県警は慎重に裏付けを進めるとともに、他にも動機がなかったか捜査している。

 男子生徒の事件後の足取りも明らかになってきた。男子生徒は祖父母宅の近くで両親と暮らしているが、事件後は帰宅する両親と鉢合わせになるのを避けるため、徒歩約700メートルの最寄り駅ではなく約1500メートル離れた隣の駅から東武東上線の電車に乗車。途中駅で降りておにぎりを買った後、再び電車に乗り、自宅から約20キロ離れた川越駅に向かった。

 川越駅前のトイレなどで一晩明かしたとみられ、翌19日午前9時50分過ぎに身柄を確保された。バッグには包丁や小型ナイフなど4本の刃物を隠し持ち、一部に血痕が付着していた。県警は川越駅に行った理由についても調べている。【鈴木拓也、中川友希、畠山嵩】

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